子猫の救出

木原愛一郎です。

お客様から緊急の依頼がありました。

リビングルームの壁の中から、猫の鳴き声がかすかに聞こえるとのこと…、

はじめは家の外か床下からかと思ったが、どうやら違うとのお話しで

何とか見に来てもらえないかとのご相談でした。

仕方なく? 訪問してみると、確かにか細い鳴き声が断続的に聞こえるような気がします。

お客様も床下に潜ったらしいのですがよく分からないとのこと…、

再度床下に潜り確認をすると、ほんのわずかの隙間に子猫の胴体を確認することができました。

完全に嵌まり込んでおり、引っ張っても抜けそうにありません。

仕方なくご了承を得てリビングルームの壁を一部解体させていただきました。

 

聞けば今日で3日目とのこと…、急を要する事態かもしれません。

最低限の解体作業を終え、壁の中を覗き込むと小さな頭と口が確認できました。

思い切って電動工具を使用すれば、万が一のことも起きる可能性があります。

慣れない地道な作業で2時間を要しましたが、何とか子猫の救出に成功しました。

お客様からは、野良猫ですが念のために動物病院に連れていくとのこと…、

水とミルクを与え清掃してあとはお任せして失礼しましたが、

床下との往復で衣服は汚れ、慣れない作業でヘトヘトになりました。

まさにリフォーム業はサービス業と痛感しました。